絵を描く事が大好きな幼児を集め、
2つのグループに分けます。
一方は、絵を描いたらご褒美をもらえるグループ、
他方はもらえないグループです。
数週間後に、両方のグループの幼児の絵を描く時間を調べたところ、
ご褒美のなかったグループより、
あったグループの方が、
絵を描く時間が減少していたのです。
これは、もともと好きだったから絵を描いていたのに、
ご褒美をもらう事で「私は○○をもらうために、絵を描いているんだ」という、
動機の逆転がが起こり、
これまでのような絵を好きだと思う気持ちが弱まったからとかんがえられます。
※大人が良かれと思ったご褒美も、
子供の可能性をつぶししまう結果になる場合があるのです。
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