A、Bの二つのグループにウソの
「性格テスト」を受けてもらい、
Aグループには「積極的」、Bグループには「消極的」
という結果を通知します。
すると、このテストの後の両グループの行動を調査したところ、
Aは積極的、Bは消極的な行動をとるという傾向があらわれました。
これは、「性格テスト」の結果を信じた被験者が、
そのテストの結果どおりの人間であると思い込み、
実生活でもその通りの行動をしようとしたためと考えられます。
人は、根拠がない事であっても、
本当らしく見えるものならば、
本当にそれを信じ込み、自分の性格を変えてしまうのです。
人間は非常に自己暗示にかかりやすい生き物なのです。
※イヤな上司から「君は本当にダメなやつだなぁ」と言われても、
聞き流すべきです。
そのまま鵜呑みにしてしまうと、
本当にダメな人になってしまいます。
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