今回のテーマ:カクテルパーティー効果
テープレコーダーで会議の録音をして、
後で聞きなおしてみると、
会議中には聞こえていなかった雑音が
入っている事がよくあります。
「会議の時には何の雑音もしなかったのに…」
とがっかりしてしまいますが、これには訳があります。
実は人間の聴覚には聴きたい内容と
そうでない内容を選択する能力があるのです。
これは「カクテルパーティー効果」といわれています。
ちなみに、「カクテルパーティー効果」の由来ですが、
外国のカクテルパーティーは、たくさんの人でごったがえして、
かなり騒がしいのですが、そんな中でも、遠くから呼ばれた
自分の名前はなぜか聞こえてしまう現象からきているそうです。
補足:「カクテルパーティー効果」というと、
音の情報を脳が処理するときに、無意識に選んだ音を選別し拾い出すもの、
という捕らえ方が一般的ですが、
逆に、「カクテルパーティー効果」は音だけでなく、
視覚的なものにもはたらいているようです。
たとえが、アレですが、峰富士子に偶然であった時に、
顔を見るか、胸を見るかは、人によってバラバラであるというようなイメージです。
※隣のあの子の小さな声がよく聞こえる理由もコレなんですね。
|