大都会の街中では、
急に人が倒れて助けを求めているのに、
周囲の人が誰も助ける事なく、
野次馬になるだけや、
素通りしたりするケースが多いようです。
これは、大勢の人がいると、
「誰かがやってくれるだろう」
という心理が働くからです。
人は集団になればなるほど、
責任ある行動から逃れようとするのです。
一方、「面倒な事には巻き込まれたくない」
という心理もはたらいていますが、
これは、とても閉鎖的な田舎に行くと、
よそ者を相手にしない心理と同じと言えます。
都会は大勢の人間が暮らしているとはいえども、
直接関わりがあるのは会社の人間だけ、
という人も多数いるわけですから、
閉鎖的な集団の寄せ集めこそが都会であるともいえます。
※「誰かがやってくれるだろう」
という心理は
「本当はやらなくてはならない」
と、分かっているからこそ生じるのです。
つまり、知らないふりをする事で、
多少なりとも罪悪感を抱いてしまうのです。
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