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このところ、毎日のように児童虐待のニュースが流れています。
よくもわが子にそこまでできるものかと、悲しくなってしまいますが、
実は、虐待をする親は、自分も幼児期に虐待を受けた経験がある場合が
多いのです。
これは、親から受けた虐待を「学習」して、それが自分の子育ての場面
で出てしまったと考えられます。
また、子供のしぐさなどが、自分が虐待を受けていた頃にそっくりで、
その時期に受けた虐待の記憶が蘇り、小さい時の自分を否定してしまう
心理がはたらいているとも考えられます。
この他にも「しつけ」という大義名分で、子供を自分の思い通りにしよう
という支配欲求を満たそうとし、思い通りにいかないと、八つ当たりを
してストレスを発散させようとします。
それでもいう事をきかないと、育児を放棄する「ネグレクト」状態に
なっていく場合もあります。
ちなみに、「ネグレクト」になるのは、「上手くいかなかい事があったら、
その事が初めからなかったと思えばいい」と、不満を解消しようとする
心理が見え隠れします。
※生まれてきた子供に罪はないはずです。たしかに子供はどうしようもなく、
大人をイライラさせることがありますが、だからと言って虐待する事は、
親のエゴに過ぎない気がします。
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