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Aさんという人物が「嘘つき」であるという偏見を
持たれている場合に、「Aさんの事を嘘つきだなんて
思わないようにしよう」と『思う』と、余計にAさんが
嘘つきに見え、Aさんの顔を見るたびに、心の中で、
「この人は嘘つきなんだ」という声が聞こえてくる事があります。
このように、相手に対して偏見を持たないようにしようとして、
逆に偏見が増すような現象を「リバウンド効果」と言います。
このような現象がおきるのは、「Aさん嘘つきであるとは思わない」
と「思う」事は、この事を考える度に「Aさんは嘘つきである」
という情報にアクセスし、わざわざそれを否定するというプロセス
を経ているために、「Aさんは嘘つきだ」という情報が、
繰り返され、強化されてしまうから考えられます。
※今から1分間だけ、チョコレートの事だけは絶対に考えないで下さいね。
結果はどうでしたか?
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