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皆さんご存知の心理学の巨人。
心の中には「無意識」というものが存在すると
初めて主張したのが、このフロイトです。
ウィーン大学医学部を卒業後、
パリで神経学を学びます。
当初は、神経症の患者を治療する際に、
催眠誘導を用いていたのですが、
その効果に疑問をもち、他の方法による
治療法を探します。
その一つが自由連想法。
これは患者に対してランダムな単語を見せ、
その単語から瞬間的に連想したものから、
患者の精神状態を分析する手法です。
そしてもう一つが夢分析。
フロイトは、
夢には本人が本当は表に出したいのだけれど、
世間のいろいろな事情のために、
出すことのできない感情が
夢となって現れると考えました。
ちなみにフロイトが活躍した当時、
世間では性に関する事に対して
タブー視する傾向がありました。
そのため、性に対する欲求を
無意識の中に抑え込む人が多く、
そこに人の精神状態を左右する原因が
あると考えたのです。
精神分析を始めたのもフロイトが最初です。
チェコ生まれのユダヤ人。
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