|
勉強をしている時に、「さっきの数学の問題はよく分かったけれど、
今の問題はちょっと分かりにくかった」とか、
昨日の残業で、体が疲れている時には「今日は飲みに行かずに、
家にまっすぐ帰った方がいいな」などといったように、
私たちは、自分自身の事を、「第三者」的に捉える事ができます。
このように、自分を他者の目から見つめる事のできるはたらきを
「メタ認知」といいます。
メタ認知は、自分が今どのような状態にあるかを分かる力であり、
本当に「かしこい」人というのは、このメタ認知が非常に活発に
機能している人のことをいうのです。
※今日も仕事で、その場の空気を読まずに一方的に話をしている
人がいましたが、「自分がその場をしらけさせている」という
事を分かっていない、という意味でメタ認知がうまくはたらい
ていないものと思われます。
|
|