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母親が、子供の面倒を必要以上にみたり、
看護婦・介護士などが、患者が本来やるべき事を、
困っているからと助けてあげたりというように、
相手に頼られて、自分の行動が縛られていると同時に、
自分も相手の行動をコントロールしたいという状態を
「共依存」と言います。
上の例でいえば、母親・看護婦が相手によかれと思ってやっている事は、
実は相手の自立を遅らせてしまうことになり、
また当の本人もおせっかい自体が「生きがい」となってしまうため、
頼る側も頼られる側もお互いに依存しあう、
悪循環に陥る場合があります。
※このような状態に陥らない為には、自分の立場から相手の状況を
判断せず、相手を本当の意味で信頼する事が大切です。
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