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人は誰でも「クセ」を持っています。
「クセ」とは「鉛筆の端をかむ」「髪の毛を指でいじる」「貧乏ゆす
りをする」など、普段の生活で無意識に頻繁行ってしまう行為です。
実はこの「クセ」にも、その人の心理が反映されているのです。
ちなみに最初にこの事に気がついたのが、フロイトです。
フロイトによると、例えば
「鉛筆の端をかむ」…子供っぽい性格
「髪の毛をいじる」…わがままな性格
「貧乏ゆすりをする」…情緒不安定
というように、相手のクセから、その人物の心理を見抜く事が可能で
す。
他人と関わって生活していくうえでは、本心を表に出すのをぐっとこ
らえて我慢しなければならないケースが多々あります。
こんな時、本人はその気持ちを隠しとおしているつもりなのですが、
無意識のはたらきによって、我慢していることが違う形で外に表れて
しまうのです。
それが、「クセ」の本質と言えるでしょう。
※人は必ず無意識のうちに、自分の心理状態を表に反映しています。
ですから、ちょっとしたしぐさも見逃さないよう注意すれば、相手の
事はかなりの確率で見抜く事が可能なのです。
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